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介護施設と食中毒

もしも食中毒が発生してしまったら

発生時の対応の仕方とは

細心の注意をはらっていても、ふとしたことから食中毒は発生してしまいます。

万が一介護施設内で食中毒が発生してしまった場合のために、対処方法をきちんと確立しておきましょう。

・発生状況を確認する
食中毒を発症したのはどの人か、どのような状態なのかをまずは確認する必要があります。確認が出来たら、すぐに救急機関に連絡を行います。

放置してしまうと命の危険もありますので、必ずすぐに連絡を取ることが大切です。

・被害の拡大を防ぐ
次に大切なのが、被害の拡大を防ぐことです。
食中毒を起こした人が食べていた物をすぐに下げ、他の方にも配っている場合は、すぐにその料理を下げます。

また、発生者におう吐や下痢がある場合。

空気感染してしまう恐れがありますので、近辺を立ち入り禁止にし、すぐに消毒作業を行います。

消毒作業をする人に感染してしまわない様に、必ずマスクや手袋を着用して完全防備で臨んでください。また、処理後には念入りに手洗いにうがい、消毒をして感染予防を心がけましょう。

・行政へ報告
状態がひと段落したら、最後に行政へ連絡しなければなりません。

連絡をする際には、

・どの介護施設で、何月何日何時ごろに発生したか?
・どんな年代の、どちらの性別の方が食中毒を起こしたのか?
・腹痛や嘔吐、めまいや吐き気など、どのような症状が表れ、食事後どのくらいで発症したか?
・何を食べていて食中毒を起こした可能性があるか?
(可能であればその料理を残しておく)
・料理が原因である可能性がある場合、その日の調理担当者は誰だったのか?

以上の点を、必ず事前に確認しておきましょう。
行政機関にこれらの事を聞かれる可能性があります。
とにかく、まずは電話で、行政に問い合わせてみることが大切です。

・利用者の健康管理
食中毒を防ぐために、最も大切なのが、利用者の方の健康管理です。

元気な状態で食べれば胃液で消化してしまうことが出来るような雑菌も、体調が悪いと、すぐに食中毒の原因菌となってしまう恐れがあります。

日頃から利用者の方の健康管理を大切にして、調子が悪い時にはそれに合わせた献立を考えていきましょう。